世の中取扱説明書「本モノ」

本物の本やモノなどを紹介し、世のトリセツとなるようにします。

情報を集めるテクニックを学びたい方へ 書評・レビュー「調べるチカラ「情報洪水」を泳ぎ切る技術」

どうも、「世の中取扱説明書」です。

 

「情報を集めるテクニックを学びたい方へ 書評・レビュー「調べるチカラ「情報洪水」を泳ぎ切る技術」」というタイトルで話していきますね。

 

 

 

読者ターゲット。(読んで欲しい人)

この本に興味がある人。

調べるチカラや情報収集術に興味がある人。

 

ゴール。 (この記事を読んで得られること)

この本を買うかどうかの判断軸がある程度持てる。

情報収集術についてある程度詳しくなれる。

 

では書いていきます。

 

気になった箇所を抜粋や要約していきます。

 

氷山の一角(90%の氷山が水面下にあり、水上に出ているのは10%程度)を非公開情報と公開情報に応用して、ちょうど非公開情報:公開情報=9:1になると仮定します。

 

Google検索エンジンの情報ですら、デジタル情報のわずか1%もカバーしていないそうです。

 

膨大な9割の「非公開情報や未来の情報」は現時点で入手できる1割の公開情報をベースにして予想・推測するしかありません。

 

情報の分類。

1 事実

2 意図・意思

3 意見・解釈

 

2の意図・意思は情報発信者側の論理であり、3の意見・解釈は情報受信側の感じる論理です。

 

森友の例で言えばある事実に対し、改ざんや書き換え側は意図・意思があり、政府や官僚らは忖度したと意見・解釈している状態になります。(事実が大事であり、意図・意思や意見・解釈は立場によって皆、異なります)

 

情報(人から。人以外(電子媒体、非電子媒体(紙媒体・自然など)) →収集 →インテリジェンス(情報を整理・分析し何らかの意思決定に役立つものに変換) → 意思決定

 

情報の分類2

 

1次情報(オリジナルな情報。原体験) 意図・意思は含まれるが、意見・解釈は含まれない。

2次情報(1次情報をベースに編集されて生成された情報) 意図・意思に加え、第三者の意見・解釈が加わる。

 

何のために情報を調べるのか? P44。

以下の5つに調べる目的を大別できます。

a 最新の動向を把握するための情報収集。

b 何らかの意思決定を行うための情報収集。

c 新しいアイデア・コンセプトを創出するための情報収集。

d 研究論文を書くための情報収集。

e 知識を増やす・生活を豊かにするための情報収集。

 

a、b、cが本書のテーマ。d、eは除外。dについてはP46〜が詳しい。

 

情報収集する際に心がけるべき3つのこと。 P48〜。

1 5W2H。

2 2つの指標:適合率と再現率。

3 情報感度。

 

Why(なぜ調べるのか?)、What(何を調べるのか?)、Who(誰が調べるのか?/誰に報告するのか?)、When(いつ調べるのか?/いつまでに調べるのか?)、Where(どこで調べるのか?)、How(どのように調べるのか?)、Howmuch(いくら情報収集に使えるのか?)。P50。

 

詳しい説明は本書をお読み下さい。

 

2の適合率再現率は以下のニ文だけ載せておきます。

「適合率・精度=検索結果のうちの正解集合4件/検索結果10件=40%」。

再現率=検索結果のうちの正解集合4件/正解集合8件=50%」。

 

詳しくは本書をお読み下さい。

 

3の情報感度は5つの情報のうち4つキャッチした人と、5つの情報のうち3つしかキャッチできない人では、前者の人の方が情報感度が高いと言えます。

 

情報感度は「好奇心・探究心の強さ」、「調べたいテーマの広さ・多様性」、「調べたいテーマに対する知識・経験」の3つから構成されています。

 

詳しくは本書をお読み下さい。

 

情報感度から見た事実と意見・解釈の関係性の説明や図(P70〜72まで)は参考になるでしょう。

 

同じ情報に接しても人によって感じ方が異なる。P72〜

 

情報収集においてもパレートの法則は当てはまる。P76〜。

 

収集した情報の鮮度は大丈夫? P78〜。

 

正しい情報はあるのか? P79〜。

著者は「事実が正確か否か?」と「道理にかなっているか否か?」の軸で情報の正しさを捉えています。

 

フェイクニュース(虚偽情報)と統計・グラフのウソにだまされない。P84〜。

フェイクニュースの見分け方についても書かれています。

 

断片の情報だけで全体を判断しない。P88〜。

TwitterやTVで流されるニュースは一部を切り取ったものが多く、全体を見たら、本当の意味とは違っていたという話はよくありますね。

 

すぐ役立つ情報とすぐには役立たない情報。P90〜。

 

調べるための3つの情報ネットワーク

インターネット(電子媒体)、書店・図書館・店舗(紙媒体、製品)、人。P92〜。

 

自ら取りに行く情報と向こうからやってくる情報。P97〜。

 

収集した情報をどうやって蓄積するか。P99〜。

 

収集した情報の活用と情報発信。P102〜。

 

第3章。情報源について知る

 

日本の書籍の新刊点数は増加しており、2014年には約8.1万冊が刊行されています。土日祝日を入れて1日当たり222冊刊行されている計算になります。一方、雑誌点数はここ10年ほどで減少しています。P120より抜粋。

 

最近の文化庁の調査では、図表3−9に示すように約半数の人が1ヵ月に1冊も本を読まないという驚くべき結果があります。

 

さらに、1ヵ月に1冊も本を読まない人の年齢別分布を見てみると、ビジネスパーソンとして働き盛りの30代・40代であっても40〜50%近くの人が本を読んでおらず、その割合は平成14年度(2002年度)から平成25年度(2013年度)にかけて1.5倍近くに増加しています。(図表3−10)

 

この約10年の間に何があったかと言えば、インターネットの普及、そして携帯電話・スマートフォンの普及です。

 

前述した総務省のアンケート結果にもあったように、携帯電話やスマートフォンを用いてインターネットなどで情報収集する人が60〜70%近くいて、本から情報収集する人は10%もいないのが現在の状況です。P122〜124から抜粋。

 

フロー型の情報源とストック型の情報源を使い分ける。P127〜。

 

第4章。インターネットで調べる

 

図表4−1。日本・韓国・中国における検索エンジンのシェア。

 

一部を紹介しますね。

 

    PC       モバイル。

日本 Google89.43%。 Google99.12%

   Bing8.88%。   Bing0.65%。

 

韓国 Google65.78%。 Google69.07%

   Naver15.84%。 Naver29.31%。

 

中国 Baidu59.88%。 Baidu82.75%

  360Search25.18%。Shenma13.01%。

 

となっています。

 

第4章は検索の仕方に多くのページが割かれています。

 

第5章。インターネット以外のネットワークから調べる。

 

本の選び方なども詳しく書かれています。

 

人的ネットワークから情報を入手する4つのポイント。P216〜。

 

終章 調べるチカラを磨くための7つのポイント。

 

本書の肝が書かれています。

 

かなり情報収集術として参考になった本です。

 

情報収集テクニックを押さえたい人はまずこの本からがお勧めかと。

 

参考・引用文献。

 「調べるチカラ「情報洪水」を泳ぎ切る技術」