スマホで読めて真の実力者になれる「世の中取扱説明書」

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学ぶ・考える力を究めたい人へ 書評・レビュー「考える練習帳」

どうも、「世の中取扱説明書」です。

 

学ぶ・考える力を究めたい人へ 書評・レビュー「考える練習帳」というタイトルで話していきますね。

 

 

 

読者ターゲット。(読んで欲しい人)

著者の細谷功氏のファンか読者か興味がある人。

考えることについての決定版の本を探している人。

 

ゴール。(この記事を読んで得られること)

この本の大まかな内容が分かる上に、買うかどうかのある程度の判断軸になる。

 

では書いていきます。

 

人間には4つのタイプがあります。

1 知識(経験も)も思考力もある人。

2 知識はないが(経験もないが)思考力はある人。

3 知識はあるが(経験もあるが)思考力はない人。

4 知識も(経験も)思考力もない人。

 

これまでの時代では3の人が評価されてきましたが(欧米の後を追い模倣してれば良かったので)、これからの時代は2の人も評価されやすくなるといいます。

 

第1章 「考える」と、何かいいことがあるの?

1 考える力がつくと世界が変わって見えるようになります。

 

僕の以下の記事でも多少触れています。

yononakatorisetu.hatenablog.com

 

 

目に見えないものに思いを馳せることができるようになります。

 

2 先が読めるようになります。

動物と人間の違いは、物事を一般化できるかどうか?だといいます。

「一を聞いて十を知る」ことができるようになります。

 

3 自由になれます。

イノベーションのアイデアが出やすくなります。

 

4 AIとうまく共存できます。

5 仕事や勉強ができるようになり、人生が楽しくなります。

 

第2章 「気づき」=無知の知で勝負が決まる。

無知の知(自分は何も知らない)にきづくことが出発点。

 

自覚し、気づき始めたら欠点を直すきっかけになるし、長所も伸びます。

 

そもそもほとんどの人は自覚がない、気づいてないからこそ欠点は放置したままであり、成長しないのです。

 

気づいている人は「自分を外側から客観的に見る」メタの視点を持っています。

 

また考えるとは疑ってかかることです。詳しくは本書で。

 

「言っていることととやっていることが違う」という状態の人がいます。

言っていることは自分中心で考えている視点であり、やっていることは(形に表れているという点で)他人からそう見えているという視点です。

 

「言葉より実行だ」という言葉。(本当にそう思っている人はこの言葉すら発することなく日々「黙々と」実行しているはずです。P56。

 

この言葉は「プロセスより結果だ」と発する人にも当てはまるでしょう。以下の記事に書いています。「ホリエモンの発言「巨大プロジェクトを仕切るために必要な能力とは」についての僕の意見」という記事です。

yononakatorisetu.hatenablog.com

 

本当に結果が大事だと思っていたら、言葉にすら発しないのです。勝つのは当然と思っていてそのためにどうすればいいかプロセスを研究したり必死に行動するからです。

 

「結果だ」と連呼する人ほど結果に自信がないから言い聞かせているのかもしれません。

 

考えるとは「3つの領域」を意識すること。

1 「知っていると知っていること」

2 「知らないと知っていること」

3 「知らないことすら知らないこと」

詳しくは本書で。

 

考えるとは「川上」と「川下」の違いを理解すること。

詳しくは本書で。

 

第3章 知識重視の価値観から脱却する。

考えるとは「知識の価値観を捨てる」こと。

知識の量ではAIには勝てない。

思考力の世界では、知らないことが強みになる。

 

考えるとは「すぐにネットを見ない」こと。

考えるとは「常識」という言葉を使わないこと。

世の常識を破る人は、常に「素人」。

 

考えるとは「正しい/間違い」と言わないこと。P94。

1+1=2である。は正しいと思われそうですが「10進法であれば」という前提が隠れており、「2進法であれば」1+1=10になります。

「知識」の読み方は「ちしき」である。は正しいと思われそうですが「日本語であれば」という前提が隠れており、「中国語であれば」当然違う発音です。

 

基本的に連絡会議や「ほうれんそう」は無駄である(これは川上の視点)

データや論理に基づかない議論は意味がない(これは川下の視点)

面倒見の良い上司が部下を育てる(これも川下の視点) 詳しくは本書で。P96。

 

考えるとは「正解を求めない」こと。

「意見」は聞いても「アドバイス」は疑ってかかること。

考えるとは「専門家バイアス」から抜け出すこと。

 

考えるとは「分けない」こと。

以下の僕の記事「なぜ、人は「勝つか負けるか」「受かるか落ちるか」などの二元論で考えがちなのか」に近い主張です。

 

yononakatorisetu.hatenablog.com

 

考えるとは「動的である」こと。

 

第4章。「考える力」を起動させるための工夫。

考えるとは「自分から動く」こと。

ボケとツッコミの例が出ています。

僕の以下の記事に似ています。

 

考えるとは「変化を起こす」こと。

 

考えるとは「なくても何とかする」こと。

僕の以下の記事に近い主張です。

yononakatorisetu.hatenablog.com

 

考えるとは「モヤモヤに耐える」こと。

以下の僕の記事に似ている主張です。

 

yononakatorisetu.hatenablog.com

 

考えるとは「空気を読まない」こと。

考えるとは「戦わなくて済ませる」こと。

考えるとは「裏をかく」こと。

考えるとは「リスクをおかす」こと。

考えるとは「差をつける」こと。

考えるとは「尖らせる」こと。

考えるとは「数字で判断しない」こと。

考えるとは「並ばない」こと。

考えるとは「ちゃぶ台返しをする」こと。

考えるとは「質問する」こと。

考えるとは「自由である」こと。

 

第5章 考えるとは「見えないものをつなげる」こと。

「見えるもの」と「見えないもの」の違い。

自分の頭で考えるとは一言で表現すると、「見えないものをつなげる」ということだそうです。

 

考えるとは「見えないもの」を意識すること。

 

「今ある」ものと「今ない」もの。

見えているものとは「今ここにあるもの」のことで、見えていないものとは「今ここにないもの」です。

想像力というのが、まさにこの今ないものを思い浮かべることと言えます。P179。

 

手段と目的。

「やること」と「やらないこと」。

個別の事象とそれらの「つながり」。

考えるとは「向こうから見る」こと。

考えるとは「飛躍がない」こと。

考えるとは「なぜ?と問う」こと。

「上から見る」ことで部分と全体をつなげる。

考えるとは「全体を見る」こと。

 

第6章 考えるとは「まとめて扱う」こと。

考えるとは「共通点を探す」こと。

 

具体と抽象。 著者の「具体と抽象」という本もお勧めです。

 

考えるとは「極論する」こと。

 

考えるとは「一言で表現する」こと。

 

考えるとは「経験の限界を知る」こと。

 

考えるとは「具現化する」こと。

 

考えるとは「飛躍する」こと。著者の「アナロジー思考」という本も詳しいです。

 

第7章 「考える」ことの使用上の注意。

孤独に耐えられる?

悩みが増える?

決断が遅くなる?

使いどころを間違えないこと。

他人が信用できなくなる?

他人に嫌われる?

 

以上、気になった箇所を抜粋しました。一文だけでは深くは理解できないでしょうから、本書を読んで詳しく理解することをお勧めします。

 

著者の以下の本をすべて読みました。これらの本の集大成となった本が「考える練習帳」だと言えます。著者の本でまず1冊読もうとなったら「考える練習帳」をお勧めします。

 

「地頭力を鍛える」

「Why型思考が仕事を変える」

「アナロジー思考」

「いま、すぐはじめる地頭力」

「やわらかい頭の作り方」

「具体と抽象」

「問題解決のジレンマ」

「無理の構造」

「アリさんとキリギリス」

「ビジネスモデル☓仕事術」

「会社の老化は止められない」

「メタ思考トレーニング」