世の中取扱説明書「本モノ」

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書評・レビュー「東大ロースクール実戦から学ぶ企業法務」

どうも、「世の中取扱説明書」です。

 

書評・レビュー「東大ロースクール実戦から学ぶ企業法務」というタイトル記事です。

 

 

 

読者ターゲット。(読んで欲しい人)

この本に興味がある人。

企業法務に興味がある人。

 

ゴール。(この記事を読んで得られること)

この本を買うか読むかどうかのある程度の判断軸を持てる。

企業法務の大雑把な内容が分かる。

 

では書いていきます。

 

目次。

The 1nd period  グローバル企業から見た企業内法務の役割。

 

(1)企業法務の3つの役割。

1 対処・治療機能

2 予防機能。

3 戦略機能。

 

(2) VUCAの時代。VUCAはググってください。けっこう有名になっている言葉だと思います。

 

ユニリーバでは企業内法務の役割として以下の2つを設けています。

1 企業の資産と信用を守る。

2 ビジネスの成長を可能にする。

 

企業の不祥事を減らすために期待される法務部の機能。

(1)不正が起こる3条件。

1 動機。

2 機会。

3 正当化。

 

社員の横領のケース。

1 借金が嵩み、お金がほしいという動機。

2 印鑑を細工すればお金が手に入るという機会。

3 たまたま上司からパワハラを受けているので、手に入れたお金は「慰謝料」だという正当化。

加えて、企業の経営者の場合。

1 本来よりも業績をよく見せるために、決算書の数字を何とか操作したいという動機。

2 経理担当役員は何でも自分の言うことを聞く、あるいはチェックの甘い監査担当に監査を依頼するなどして、粉飾決算が可能という機会。

3 業績不振が公表されると、取引先の信用を失い、企業の存続(自分の立場を含め)を危うくするので、損失を公表すべきではないという正当化。

P16、17から引用。

 

(2) 企業を取り巻くステークホルダーの複雑化。

 

(3) 成長モデルの変化。

1 Consistent Growth(継続的な成長)

2 Profitable Growth(利益のある成長)

3 Competitive Growth(競争力のある成長)

4 Responsible Growth(責任ある成長)

 

リスクは忌み嫌うものではない。

 

戦略的なリスクマネジメントのすすめ。

1 What is risk?(何がリスクなのか?)

2 Is it Legal?(それは合法的か?)

3 What is implication?(リスクが現実になったらどうなるのか?)

4 Can we manage?(うまくリスクを受け入れることができるか?)

5 Worth takin risk?(リスクを受け入れる価値があるのか?)

6 Decision making(意思決定)

 

企業内法務スタッフに必要なマインドとセンス。

9つありますが省略します。詳しくは本書で。

 

企業内法務におけるキャリア。

 

The 2nd period プロジェクトにおける企業法務部の機能。

 

企業法務部と弁護士との関係性。

法務部。(診断・アドバイスをするホームドクターであり、健康アドバイザーに例えられます)

弁護士事務所。(専門医に例えられます)

 

法務部像TypeA

企業。ProfitCenter(営業・販売部) CostCenter(財務部、人事部、総務部、法務部など)最少のコストで最大のパフォーマンス。

企業。法務部。が弁護士事務所にアウトソーシング。(契約審査、法務相談、トラブル対応、訴訟対応など)

 

法務部像TypeB。

企業。ProfitCenter(営業・販売部、海外ビジネス部、新規事業部)。CostCenter(法務リスク拡大によるコントロールの必要性)。

企業。マネジメント層の期待値が高い。法務部。ローリスク案件(契約審査、法務相談、トラブル対応、訴訟対応など) → 弁護士事務所(ハイリスク案件。(契約審査、法務相談、トラブル対応、訴訟対応など)

 

法務部像TypeC。

企業。マネジメント層の期待値が非常に高い。

グローバル化=ICT時代の未知のビジネスリスク。→法務部(戦略的ソリューション提供機能、知恵袋機能、リスクマネジメント機能。ファンクション(機能)重視へ。)(経営的優位性の追求)

→より高度専門分野へ。弁護士事務所。(法的優位性の追求)

 

戦略的ソリューション提供の実例。

詳しくは本書で。

 

法務部の知恵袋機能。

詳しくは本書で。

 

法務部のリスクマネジメント機能。

詳しくは本書で。

 

The 3rd period コーポレートガバナンスから見る内部監査と法務。

 

省略。

 

The 4th period ベンチャー企業経営者から見る法務の役割。

 

省略。

 

The 5th period 「経済財」といての知的財産の事業活用。

 

省略。

 

ここまではある程度読みました。以降は未読です。

 

The 6th period 国の未来を見据えた法制度の検討。

 

The 7th period 海外展開における法務の重要性。

 

以上、ここまで。

 

正直、導入書としても読めなくはないですがちょっと精読するにはきつい内容です。

 

専門的な用語がバンバン出てくるので。(ちなみに法務については僕はド素人です)

 

もっと簡単な法務の入門書を読んでから、この本を読んだ方が理解度は高くなるでしょうね。

 

とはいえ法務ド素人の僕でもそれなりに少しは知識が身についた感じがします。(まぁ初心者くらいにはなったかなと)

 

法務に興味がある人はぜひ一読してみてください。

 

ではこの辺で。

 

参考・引用文献。

「東大ロースクール実戦から学ぶ企業法務」