スマホで読めて真の実力者になれる「世の中取扱説明書」

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「ピーターの法則。無能の特徴」企業人の法則。

どうも、「世の中取扱説明書」です。

 

ピーターの法則。無能の特徴」企業人の法則。というタイトルで話していきますね。力作記事です。5000文字を超えています。

  

読者ターゲット。(読んで欲しい人)

タイトルに興味を持った人。

 

ゴール。(この記事を読んで得られること)

タイトルの意味がわかる。

 

では書いていきます。

目次。

1 ピーターの法則1「時間がたつにつれ、管理ポストは無能な上司で埋まる」

2 ピーターの法則2 機会が平等であれば、誰もが無能になる可能性を秘めている。

3 ピーターの法則3 無能な上司を追い出すためには、権限のない上席に昇進させよ。 

4 ピーターの法則4 自分の本分をわきまえないと、昇進がアダとなる。

a 昇進には有力者の「プル」が欠かせない。

b 中小企業で出世するには「プッシュ」が必要。

5 無能にならないためにはどうすればいいか?

6 最後に。

 

1 ピーターの法則1「時間がたつにつれ、管理ポストは無能な上司で埋まる」

 

「必ず役立つ!「◯◯の法則」事典」という本と「新装版ピーターの法則」の2冊を参考にしてまとめますね。

 

 

 

 

 

ピーターの法則は階層制の中で働く人たちの実態を述べています。それに対してパーキンソンの法則は企業や組織に多く見られる矛盾や愚行を解き明かしています。

 

ピーターの法則によると「階層制にいる限り、そこに勤める者は、自分の無能さを露呈する地位までは昇進できる」と言っています。

 

政府機関や企業では能力主義をとっており、平社員から始まり、順調に昇進していくと管理職に就いていきます。

 

しかし誰もが昇進しますが各自の能力には限界があり、それに見合う地位までしか昇進できません。

 

能力以上のポジションに仮に就けば成果が出せず無能さを露呈してしまい、それ以上の昇進はできず、その地位にとどまります。

 

例として優秀な販売員が管理職に昇進しても、販売員のスキルとマネジメントのスキルは別物ですから、そこで無能さをさらけ出す可能性があります。

 

命令にきわめて従順な人が上のポストに就くと今度は命令を下さないといけなくなるわけですが、服従する者として有能な者が指導者としては無能になりやすくなります。

 

「時間が経つにつれ、あらゆる管理ポストはその職務を果たせない無能な人たちで埋められる」そうです。

 

言い換えると「各自の無能さが露呈するまでは昇進するため、それぞれのポストが期待どおりの能力を発揮できない人たちで占められる」ということです。

 

そして会社がある程度回る理由として「仕事とは自分の無能さが具現するレベルにはまだ達していない平社員や一般職員によって支えられている」からだと言っています。

 

2 ピーターの法則2 機会が平等であれば、誰もが無能になる可能性を秘めている。

 

階層制には「職業上の機械的行動」が見られ、「書類が作成された本来の目的よりも、事務手続きのほうを重視する」という無能さがあります。

 

官僚主義による責任転嫁が典型例です。問題が起きて、その担当者に責任の所在を問い詰めると、「自分は言われた通りにしている」や「自分の管轄外だ」と言うのです。

 

また状況によって臨機応変に対応できない杓子定規な対応もあります。役所の窓口対応が典型例です。

 

これらは官公庁だけでなく、大企業でも見られます。

 

さらにお役所仕事の例といて「たらい回し」があります。病院であれば他の病院へ「たらい回し」され最悪の場合手遅れになります。

 

また「有能であるかは人間の主観的判断によるものであり、あたかも色眼鏡を通して物事を見ているようなものだ」と言います。

 

つまり、有能な人というのは見る人(その中でも階層制にいる上司)それぞれの主観的な判断に基づくものであり、厳密な客観的基準はないのです。

 

有能な上司はその人のアウトプット(成果物)で評価しますが、無能レベルに達してしまった上司は組織の自己都合という尺度で判断します。

 

つまり、組織の規則や儀礼や様式を支える行動かどうかで判断するのです。無能な上司は部下をインプット(取り入れたもの)で評価するのです。

 

その上で従業員を超有能、有能、凡庸、無能、超無能の5つに分けています。

 

超無能者は即解雇人材ですが凡庸な人は昇進する上では凡庸さが障害になるかもしれませんが解雇されることは少ないです。

 

さらに、有能であることは昇進する上で必ずしも必要とされませんし、無能であることも障害になりません。

 

しかし超有能者は周りからの注目を集めすぎて、ヒエラルキーの秩序を乱し、指導者自身の地位を危うくさせるため、「出る杭は打たれる」状態になります。

 

多くの組織は内部からの昇進者を歓迎しないで外部から経営者を参画させるのは超有能者が出世しないためです。

 

3 ピーターの法則3 無能な上司を追い出すためには、権限のない上席に昇進させよ。

 

あらゆるポストが不適格者(無能)で埋まることをどうやったら回避できるのでしょうか?

 

そしてどうやったら実力ある人たちが無能の地位に就かないで実力を発揮できるのでしょうか?

 

一般論から言うと昇進後に必要なスキルや職務への適性を本人が見せるまでは昇進させないようにすることだと言えます。

 

つまり現職で実績を上げてもその功績ではむやみに昇進させず、昇給やボーナスで報いるのです。

 

あるいは新ポストに必要な能力を昇進前に教育することです。

 

さらに一定のトライアル期間を設けて、期限内に昇進できなければ、配置転換や降職などで現職から外すようにします。

 

しかしこれらは理想論であり実施しにくいものです。

 

以下からは現実的な方法を書きます。

 

1 解雇することは難しいので職務上不適格な人に対しては、組織内で業務の遂行に直接かかわる部門のポストから外し、「補佐するスタッフ部門、たとえば権限がない部長付きや専門職に異動させる」、場合によっては「窓際族」にするのです。

 

あるいは無能な人をそのポストから追い出すために名目上は上の地位ですが権限がない役職に祭り上げることです。

 

2 本人の肉体的、精神的自滅を待つことです。

 

無能な人は昇進すると欲求不満に陥りやすくなりますが、その理由としてふさわしい成果を出せないので挫折感を覚えやすく自滅しやすいからです。

 

その兆候として「自分の机の上を派手に飾り付けたり、こまめにきれいにする」や「やたらと冗談口を叩くこと」や「問題を本筋からそらし、解決したかのように考えること」があります。

 

4 ピーターの法則4 自分の本分をわきまえないと、昇進がアダとなる。

 

昇進による悲劇を避けるためには自分の本分を守る、わきまえることだといいます。

 

ところで、ピーターの法則に対する反論として、昇進後の人物がOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で新たな才能を見出す可能性があることを無視しているという論点があります。

 

また自分の無能の段階に達したという印象を与えても、何がどうなるかは分からないから失望する必要はないと言う人もいます。

 

ではピーターの法則が支配する階層制の中でどうやったら素早く昇進できるのでしょうか?

 

それには「プル」と「プッシュ」の2つの要因があります。

 

a 昇進には有力者の「プル」が欠かせない。

 

「プル」とは「引き」のことであり、上位の人から「特別に目をかけて引き立ててもらう」や「贔屓を受ける」を意味し、血縁や姻戚関係や友人関係による「引き」も含まれます。

 

会社でいえば経営者が自分の身内を社内や関連会社の要職に就けたり、上司が自分の部下に娘を嫁がせるケースがあります。

 

しかしその幹部たちが権力を振るっている間は贔屓を受けた人たちは順調に出世しますが、その幹部らがこけたら、周りからの嫉妬などにより、逆に出世街道から外されます。

 

「引き」を得るために日本では「ゴマスリ」をする人をよく見かけます。上司などに気に入られる言動をすることです。

 

例えば上司の趣味に合わせてゴルフや麻雀をしたりしておつき合いするとです。

 

b 中小企業で出世するには「プッシュ」が必要。

 

「プッシュ」とは「しつこく求める」、つまり「推し進める」ことです。

 

昇進するために積極的にプッシュする人たちは例えば、資格試験を取得したり、自己啓発セミナーに通って能力を高め、上司に売り込みます。

 

しかし小規模の企業では「プッシュ」は功を奏するかもしれませんが、大企業では「プル」のほうが勝ります。

 

というのはヒエラルキーでは年功序列制なので上からの「プル」のほうが強力だからです。

 

また同僚よりも朝早く出勤し、一番遅くまで残業して上司の目を引こうとする人がいますが、同僚の反感を買うので成功しないそうです。

 

さらに「プッシュ」に積極的な人は神経衰弱や胃潰瘍不眠症にかかりやすいそうです。

 

5 無能にならないためにはどうすればいいか?

 

アウトプットを高めるには「もっと人を雇え」ということです。

 

無能レベルに達した古株の人たちではできなくなった仕事を新規に雇った人たちがやってくれるかもしれないからです。

 

階層の高位の人たちには名目上の役職を与えたり、「窓際族」にしたりします。(無能なので余計な仕事をしないでもらうためです)

 

超無能な人たちは解雇です。

 

そして階層の頂上にまれに有能な人材が残っているケース(頂上有能)があります。

 

頂上有能が存在する理由として無能に達するのに必要な時間がなかったのです。

 

あるいは組織に十分な階層がなかったために無能レベルに達しないで終われたとも言えます。

 

その組織では頂上有能なので有能で居続けられたのに、他の異分野へ進出しようとして無能レベルに達する人もいます。

 

例。軍隊から産業界へ。政界から教育界へ。娯楽産業から政界へ。これを「強迫的無能」と呼びます。

 

無能レベルに達した人たちは終点到達症症候群という病気にかかります。具体例はたくさんあります。P153。

 

終点到達症候群に苦しむ人たちに効果が唯一あるのは気晴らし療法だといいます。

 

無能レベルに陥ると以下の症状が表れます。

「電話依存症」「書類恐怖症」「書類溺愛症」「ファイル偏執症」「巨大デスク依存症」「デスク恐怖症」

自己憐憫症」「フローチャート狂信症」「難癖症」「シーソー症候群」「外見偏屈症」「惰性的バカ笑い症」「構造物執着症」

「チックや奇癖」「頭文字・略称愛好症」「万能会話・万能スピーチ」

 

無能レベルに達した人が自身の無能を自覚すると罪悪感にかられ、もっと働こうとしますが能力の限界があるからこそ無能なわけであり、終点到達症候群の病気の症状に苦しむます。

 

で、無能レベルを自覚していない人は実は「まだ自分は昇進できる」と希望を抱いているので幸福で健康なのです。(周りはいい迷惑ですが)

 

そういう無能に無自覚な人がやる行為は以下です。すりかえテクニックです。

テクニック1 無限準備。 テクニック2 わき道スペシャル。テクニック3 イメージ一人旅。

テクニック4 徹頭徹尾われ関せず。テクニック5 管理職渡り。テクニック6 戦線縮小方式。

 

ピーターの法則に逆らうためには「昇進を断ればいい」のですがなかなか難しいのでもっと良いやり方「創造的無能」を紹介します。

 

それは初めから昇進の話を持ちかけられないように工夫することで上のポストに昇るのを避ける方法です。

 

1 変人ぶりを発揮する。2 一匹狼たれ。3 クルマの使い方で一工夫する。4 外見を演出する。5 

 

創造的無能は昇進拒否を上回りますがが注意点として周りにそのことを悟られてはいけないということが言えます。

 

「おかしいなぁ。出世する人と取り残される人間っていったい何が違うのだろう」と職場でつぶやくのも効果的です。

 

6 最後に。

 

以下の本に書いてあった文章を載せます。「新装版ピーターの法則

 

これから私は、みなさんに次の4つの特効薬を提示します。

1 ピーターの予防薬。無能レベルへの昇進を回避する方法。

2 ピーターの痛み止め。無能レベルに達した人が、生き長らえて健康と幸福を維持する方法。

3 ピーターの気休め薬。終点到達症候群の症状を抑える方法。

4 ピーターの処方薬。世界の蔓延する病を治療する方法。

 

僕の以下の記事「人には天分がある」はまさにピーターの法則の「人はほとんど人は無能に達する」(つまり、天分を意識していない、わきまえていない)に通ずると思いました。

yononakatorisetu.hatenablog.com

 

ではこの辺で。 

 

 参考・引用文献。

「必ず役立つ!「◯◯の法則」事典」

「新装版ピーターの法則」